体質医学診断(血)をご紹介
血液はサラサラに
漢方で治療をする上で重要な体質診断。
漢方医にチェックしてもらうのが一番ですが、自分でもある程度知っておくのもいいと思います。
これをもとに漢方の主な診断方法をご紹介します。
ここでは、「血」タイプについての説明をします。
血液は体の中を循環し、滞っていたり不足したりすると、体のあちこちから多くの不調が現れやすくなります。
血液の異常は早めに見つけて改善をすることで、たくさんの大きな病気を未然に防いだり改善したりすることができます。
1.お血(おけつ)お血は血行不良が起きているタイプです。
血の流れが悪いのでうっ血しやすい体質です。
女性は月経があるのでお血になりやすいといえます。
お血があると目の周りにくまができやすくなったり、にきびや吹き出物、肩こり、生理不順や月経痛などを起こしやすくなります。
また、流れが滞ってしまっている状態なので、血栓ができやすくなり、脳血管障害、心筋梗塞、狭心症、神経痛、動脈瘤などの怖い生活習慣病を引き起こすリスクがあります。
下記のような症状があるひとは注意しましょう。
肩や首筋がこる・イライラしやすい・神経痛や関節痛、不整脈やうっ血しやすい、唇や舌の色が暗いといった症状があると血の流れが悪い状態だと言えます。
血の流れをさらさらにするために、食生活では脂っこいものや味付けの濃いものを食べすぎないように気をつけましょう。
お血(おけつ)の主な漢方薬桂枝茯苓丸( けいしぶくりょうがん )、血府逐お湯(けっぷちくおとう)など
2.血虚(けっきょ)血虚(けっきょ)は血が不足している状態です。
「貧血」よりも広い意味での血液の栄養不足などを指し、皮膚・口唇・爪・毛髪にツヤや輝きがない・頭のふらつきや目がかすむなどの症状があるひとです。
血圧が低くなったり、顔色が白くなったり、皮膚が乾燥してひびわれたり、元気がなく無気力になります。
血虚になりやすいひとは胃腸の働きが弱いひとが多いです。
お菓子やインスタントラーメンばかり食べているひとは栄養不足になりやすいので注意しましょう。
無理なダイエットや目を酷使することも避けましょう。
血虚(けっきょ)の主な漢方薬加味帰脾湯(かみきひとう)、婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)など