体質医学診断(水)をご紹介

からだを守る機能「水」

漢方で治療をする上で重要な体質診断。
漢方医にチェックしてもらうのが一番ですが、自分でもある程度知っておくのもいいと思います。
漢方では「気・血・水」がスムーズにめぐっていると、体の調子がよくなるとします。
これをもとに漢方の主な診断方法をご紹介します。

ここでは、「水」タイプの体質をご紹介します。
漢方での「水」はからだを守る機能をつかさどっています。
西洋医学でいえば、白血球の一種のリンパ液にあたります。
しかし、この「水」も過剰にありすぎるとさまざまな不調をもたらします。
水がたまった状態を「水毒」といい、浮腫(むくみ)や手足の冷え・しびれ、息切れ、咳、アレルギー反応などが起こりやすくまってしまいます。
また、足りないと体が乾燥気味になり、ほてりやすくなることでさまざまな症状を引き起こしやすくなります。

1.水滞(すいたい)水滞(すいたい)は体の中に水分が過剰に溜まった状態で、むくみをおこしています。
水分の代謝がよくないので、体が重だるく感じたり、胃の中に水分がたまってぽちゃぽちゃしていたりします。
梅雨や雨などで湿気が高くなるとだるくなったり調子が悪くなったりします。
頭痛、めまい感、吐き気、下痢、アトピーやアレルギー性鼻炎、甲状腺機能低下症、皮膚病などを引き起こしやすくなります。
水毒(すいどく)とも言います。
水滞(すいたい)の主な漢方薬防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)、五苓散(ごれいさん)など

2.陰虚(いんきょ)陰虚(いんきょ)は、体に必要な「血・水」が足りず、「身体を潤す働き」と「熱を下げる働き」が悪くなってしまっている状態です。
やせていて、のぼせがつよく、夜間に手足がほてったり、口の中やのどが乾燥して痛んだりします。
微熱が出たり、乾燥がつよくあらわれる場所によって、病気の症状はさまざまです。
お肌は乾燥しています。
扁桃炎や慢性気管支炎、めまい、耳鳴り、肺結核、胃潰瘍などが現れたりします。
水分が少ないので、炎天下でのスポーツやサウナで汗をかくようなことは控えましょう。
陰虚(いんきょ)の主な漢方薬杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、八仙丸(はっせんがん)など


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